酒さ様皮膚炎

目次

酒さ様皮膚炎でこのようなお悩みはありませんか?

  • 脱ステロイド直後の顔全体の激しい赤み、火照り、浸出液がいつまで続くか分からず不安
  • 皮膚科で処方された抗生物質、漢方、敏感肌用スキンケアを数ヶ月続けても赤みが消えない
  • 最初はニキビや脂漏性皮膚炎と診断され、ステロイドを塗り続けた結果、悪化してしまい後悔している
  • ファンデーションでも隠せない赤みやブツブツのせいで、人の目が気になり外出や仕事が苦痛
  • 暖房の効いた部屋への移動、マスクの擦れ、食事の刺激ですぐに顔がカッと熱くなり真っ赤になる
  • 水洗顔すらヒリヒリ染みるほど肌が荒れているのに、おでこや鼻はベタついてスキンケア方法が分からない
  • 昔から胃腸が弱く便秘や下痢をしやすい、またはストレスが多く、体の中から治さないとダメな気がする

酒さ様皮膚炎の症状

酒さ様皮膚炎は、顔にステロイド外用薬やタクロリムス軟膏を長期使用した結果生じる薬剤誘発性の皮膚疾患です。

  • 顔(特に頬、鼻、顎、額)の持続的な強い赤み(紅斑)
  • 毛細血管が拡張し、皮膚の表面に赤く浮き出て見える状態(毛細血管拡張)
  • ニキビに似た小さなブツブツ(丘疹)や、膿を持ったポツポツ(膿疱)
  • 皮膚のバリア機能が低下することによる、カサつきや強い乾燥感
  • 火照り、灼熱感、ヒリヒリとした強い痛みや痒み
  • ステロイド薬の中止直後に、一時的に症状が急激に悪化するリバウンド現象

酒さ様皮膚炎の原因

酒さ様皮膚炎の直接的な原因は、顔面へのステロイド外用薬(特に中等度以上の強さのもの)やタクロリムス軟膏の数ヶ月から数年に及ぶ長期使用です。

① 皮膚疾患への外用剤の過剰使用

湿疹、アトピー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎などの治療目的で処方された外用薬を漫然と塗り続けたことで発症します。

② ステロイドの外用による皮膚の免疫バランスの乱れ

ステロイド薬が皮膚から吸収されることで、局所の免疫バランスや皮膚の代謝が乱れます。

③ 表皮環境の悪化

慢性的な薬剤の刺激により、表皮の常在菌バランスが乱れます。

酒さ様皮膚炎のメカニズム

ステロイド薬の長期使用が皮膚の激しい炎症と毛細血管拡張を招くメカニズムについて説明します。

① 表皮の萎縮とバリア機能の低下

ステロイド薬は表皮細胞の増殖を抑制するため、角質層が薄くなり皮膚が間引きされた状態(表皮萎縮)になります。これにより皮膚のバリア機能と保水力が低下して、外部からのわずかな刺激(紫外線や摩擦)に対しても過敏に炎症(サイトカイン放出)を起こすようになります。

② 毛細血管拡張

ステロイド薬には本来、血管を収縮させて炎症を抑える作用があります。しかし、これが長期に及ぶと血管を収縮させるスイッチ(受容体)が機能低下を起こし、薬の効果が切れた際、血管が拡張したまま戻らなくなります。これが持続的な赤み(紅斑)や毛細血管の浮き上がりの正体です。

③ リバウンドと常在菌の暴走

ステロイド薬は局所の免疫(マクロファージやリンパ球の活性)を強力に抑制しています。この状態で薬を急に中止すると、これまで抑え込まれていた免疫系が過剰に反発し、激しい炎症(リバウンド)を起こします。さらに免疫抑制によって皮膚常在菌(ニキビ菌やデモデックス:顔ダニ)が異常繁殖し、これが丘疹や膿疱を多発させる原因となります。

酒さ様皮膚炎への整体アプローチ

酒さ様皮膚炎になる前の疾患がステロイド薬が必要であったことを考えると、皮膚そのものではなく、全身のコンディションを整えることから始めることが必要です。

顔のファシア(皮下組織・筋膜)の緊張緩和

慢性化した顔の湿疹には、側頭筋、咬筋、広頚筋の緊張が影響しています。この筋肉が緊張する原因は、身体の歪み、自律神経やHPA軸の乱れが関わってきているので、これらを整えるために全身のコンディションを整えることが必要です。

また繰り返す炎症はファシアの癒着を残し、患部の体液循環を低下させます。これらも手技によってファシアをゆるめ、体液循環を促します。

交感神経過緊張の緩和

身体や骨盤の歪みは、頭蓋骨への構造的ストレスとなり、交感神経の過緊張が緩和されづらい状態になります。交感神経優位の状態では、HPA軸の過剰反応、血糖値の乱高下、リラックス時の痒み、副腎疲労(HPA軸機能障害)の改善を妨げに繋がります。

身体の歪みを整えることで、心身をリラックスさせ、交感神経過緊張のループを断ち切ります。

体性内臓反射による内臓調整

酒さ様皮膚炎は腸と密接な関係があり、腸管免疫の低下、腸粘膜の分解、腸内細菌の乱れは、酒さ様皮膚炎の悪化に繋がります。これらの腸の問題は肝臓への負担を強くし、内臓体性反射による筋緊張や身体の歪みの原因になります。

内臓体性反射で緊張している筋肉を緩めることで、肝臓にアプローチし、腸-肝臓の循環を整えます。

脳・神経の疲労回復

長期ストレスで免疫や炎症のコントロールができなくなっている状態では、酒さ様皮膚炎の炎症もコントロールすることができません。免疫と炎症をコントロールを正常化させるため、自律神経の最高中枢である視床下部へのストレスを軽減していきます。

そのためにはお互いに悪化原因となっている腸内環境、皮膚の炎症、副腎疲労(HPA軸機能障害)を、同時にアプローチしていく必要があります。

HPA軸機能障害は脳にある下垂体が疲労して起こる現象なので、脳(神経)を回復しやすい状態を作ってあげることが回復ポイントになります。

整体で身体の緊張をゆるめ、頭蓋骨の負担を減らすことで、脳脊髄液の循環を促し、脳・神経の疲労回復を促します。

  1. 整体
  2. 脳脊髄液
    の循環
  3. 脳・神経の
    疲労回復

酒さ様皮膚炎への分子栄養学的アプローチ

ステロイドによって弱くなった皮膚の再構築と、免疫と炎症のコントロールを食事、栄養、生活習慣の改善でサポートします。

皮膚を再構築するためにタンパク質、脂質、ビタミンA、亜鉛などが必要ですが、HPA軸が乱れた状態では消化不良、タンパク異化を起こしている可能性があるので、まず消化サポートと低血糖ケアを行う必要があります。摂取した栄養が吸収できるようになることで、皮膚の再構築も進みやすくなります。

腸のケア

ストレス、食生活の乱れは、腸粘膜の分解→腸管免疫の低下→悪性菌の増殖→免疫寛容の低下、リーキーガット症候群の原因になります。そしてこれらに陥る状態はすでにHPA軸機能障害も併発している可能性が高いです。

腸内環境ケアでは、腸の悪化や負担を減らすために消化サポート、腸に必要な栄養素の補給、グルテン・カゼインフリー、オメガ3系脂肪酸の補給を行い、腸内環境を整えいていきます。

自律神経・低血糖対策

低血糖はアドレナリン分泌を促してしまうので、自律神経を整えるには低血糖対策が必要になります。

まずは1日3食の食事を基本とし、それに補食を加え、血糖値の安定化を図ります。3食の食事もPFCバランスを見直し、血糖値を乱さず、必要なカロリーを摂取できるようにしましょう。どんなにバランスのよい食事をしていても必要なカロリーが足りてなければ、自律神経は安定しません。

免疫のコントロールと抗炎症対策

免疫と炎症のコントロールを正常にするために、リノール酸の摂取を控え、オメガ3(EPA・DHA)などの炎症を抑制してくれる脂質を進んで摂取しましょう。亜麻仁油は食事に取り入れやすいのでおすすめです。

精神的ストレスの緩和

精神的ストレスは、優先的に筋肉や腸粘膜を分解し、肌疾患の致命的な原因の1つになってしまいます。また日常生活や肌トラブルによるストレスは、痒みや痛みの感度を増幅してしまい、身体や皮膚の回復を長引かしてしまいます。

精神的ストレスに心当たりある人は、まずそれを自認し、受容することが始めましょう。それに目を向けないで、栄養やスキンケアに気を取られていても、身体のダメージはなかなか回復できません。

睡眠の質向上

睡眠は成長ホルモンのブーストにより、体内のダメージ、ホルモンを修復しやすい大切な時間です。夜ふかしはせず、夜22時までには寝るようにしましょう。そのためにはスマホ・パソコンやカフェインの制限も大切になります。

運動によるミトコンドリア機能改善

運動はミトコンドリア機能をアップさせ、エネルギー代謝を促します。これはHPA軸機能障害の回復に必須で、腸のケア、低血糖対策、ストレス耐性の向上、睡眠の質アップに繋がります。

  1. 分子栄養学
  2. 身体の修復
  3. HPA軸
    の回復

⚠️ 医療機関への受診が必要な場合

次のような症状がある場合、皮膚科専門医への受診が必要です。

  • ステロイド中止後のリバウンドにより、顔面全体が激しく腫れ上がり、浸出液(黄色い汁)が止まらない場合
  • 膿疱(うみをもったブツブツ)が顔全体に急速に広がり、高熱や局所の激しい熱感を伴う場合(細菌による二次感染の疑い)
  • 皮膚の痛みや痒みが原因で夜間全く眠れず、精神的に著しく消耗している場合
  • 目の充血、異物感、まぶしさ、視力低下など、眼症状を伴う場合

医療機関での安全が確認されたのち、当院の施術を安心してお受けいただけます。まずはご自身の安全を第一に考えた選択をお願いいたします。

皮膚炎、湿疹の皮膚症状

新京橋治療院は
4つのアプローチで内側から身体を整えます

ヒアリング × 分析
ヒアリングで不調のもとになった習慣を見つける

今の不調は、今までの生活習慣から作られているので、その中から原因を見つけ出す必要があります。
当院では、今の状態を把握するために、不調が感じるようになった経緯、ストレス、食生活、生活リズムなどのヒアリングを行い、身体を整えるまでの道筋を立てます。

整体 × リラックス
頭蓋骨と骨盤を優しく整える施術

近年の脳科学研究により、脳脊髄液(CSF)が脳の隅々まで行き渡り、老廃物を洗い流す仕組み「グリンパティック・システム」が解明されています。この脳脊髄液の循環が滞ると、脳内に疲労物質が蓄積し、ストレス中枢が過敏に反応しやすくなります。

当院はこれらの問題にアプローチするために、SOT(仙骨頭蓋テクニック)、CST(頭蓋仙骨療法)の手技を用います。ボキボキしない、ソフトな刺激で脳脊髄液の循環、自律神経のバランス、骨格の歪みを整えて、身体をリラックスに導きます。

  1. SOT
    CST
  2. 脳脊髄液
    を循環
  3. 脳疲労
    の回復

分子栄養学 × リラックス
分子栄養学に基づく専門的知識で身体を細胞レベルで整える

分子栄養療法は、身体のさまざまな代謝を回すために必要な栄養を食事やサプリから補うことで、細胞レベルから身体を整えます。最終的にサプリが不要な身体を目指します。

  • ミトコンドリア機能を元気にする
  • ATP(エネルギー)サイクルを回す
  • HPA軸を整える
  • 腸内環境を整える
  • 消化吸収を整える
  1. 栄養療法
  2. 副腎ケア
  3. HPA軸
    を整える

実践 × サポート
ライフアライメントを整え、二人三脚で目標達成までサポート

不調の原因は、今までのライフアライメント(食生活・睡眠・運動・マインド)にあり、これを整えることは、施術や栄養療法と同様に大切です。

  • 食生活: 生命を維持するための「栄養」を取り込む
  • 睡眠: 脳と神経系を休ませ、「心身を修復」を促す
  • 運動: 身体を動かし、「循環と代謝」を促す
  • マインド:思考や感情の緊張をほどき、「調和」を取り戻す

当院では、お一人おひとりの『ライフアライメント』を整える最適な個別アプローチと、プライベート専門院だからこそできる、寄り添う丁寧なケアを大切にしています。


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スキンケアコースの料金

アトピー・湿疹・乾癬・酒さ様皮膚炎・脂漏性皮膚炎・ニキビなど

初めての方
¥30,000- 120分
  • お悩みや症状、生活習慣のヒアリング
  • 入浴、スキンケア、食事、サプリのアドバイス
  • 写真撮影
  • 身体の状態をチェック、施術
  • 入浴、食事、補食、サプリのLINEフォロー[2週間]
2回目以降の方
¥6,000- 30分
  • 施術
  • 入浴、食事、補食、サプリのLINEフォロー[2週間]
前回の来院から
3ヶ月経過した方
¥10,000- 60分
  • お悩みや症状、生活習慣のヒアリング
  • 身体の状態をチェック、施術
  • 入浴、食事、補食、サプリのLINEフォロー[2週間]
お支払い方法 現金のみ

LINE予約

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直前(予約時間の2時間以内)キャンセル・無断キャンセルの場合は料金の100%を請求致します。 5分以上遅れる場合はお電話ください。ご連絡がない場合はキャンセルとさせて頂きます。

この記事の執筆・監修者

初田輝夫

新京橋治療院 院長 初田 輝夫
  • はり師・きゅう師(国家資格)
  • 臨床分子栄養医学研究会認定カウンセラー

新宿医療専門学校 鍼灸学科を卒業後、鍼灸整骨院で臨床経験を積みながら、セミナーにてカイロプラクティック、オステオパシーの技術を学ぶ。2013年に独立し、新京橋治療院を開院。現在は医師主催の分子栄養学セミナーで得た知識をもとに、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患を中心に施術を行う。

アトピーや副腎疲労に悩む方へ整体と分子栄養学の両面からアプローチしています。お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。


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