みんながハマってしまうアトピーの小康状態とは?

みんながハマってしまう小康状態とは?

・くすみが取れない
・同じ赤みがずっと続いている
・ゴワゴワがなくならない
・皮がボロボロ落ちる

こんな状態が続いて「自分は一生このままの肌なの?」と不安に思ったことはないですか?

この状態は期間を問わなければ、ほぼ全員が経験するのではないでしょうか。この良くも悪くもならない状態のことを私は小康状態と呼んでいます。

この小康状態の期間が長いと、今と同じ生活やスキンケアを続けていても、なかなか改善しません。むしろ肌の機能が不安定なことにより、悪くなることもあるので、はやく小康状態から抜け出す対策をした方がいいでしょう。

ここではどうして小康状態になってしまうのか?についてお話していきます。肌が良くならないと悩んでいる人はぜひ読んでください。

アトピーが小康状態になる理由

アトピーが小康状態になる理由は肌に刺激を入れていないからです。

例えば、

・肌をなるべくさわらないようにしている
・入浴のときはシャワーでさっと流すだけ
・洗うときも石鹸の泡で優しく洗う
・石鹸を使わない
・痛いからなるべく動かさないようにしている
・運動をしない

というようなことがありますが、みなさんも1つくらいは心当たりないでしょうか?

何年も炎症を繰り返してきた肌は、皮下組織が硬くなり、血行が悪くなっています。そのような肌はターンオーバーがすすまないため、小康状態から抜け出すことができません。アトピーは落ち着いたけども、一向に肌が改善しない人はみんなこの状態に留まっています。

みんなが肌に刺激を入れない理由

小康状態の人は肌に刺激を入れないようにしています。その理由を本人に聞いてみました。

・肌はやさしく手洗いで
・石鹸は使わないように
・あまりさわらないように

と聞いたから。

また洗った後、かゆいという経験から「もう洗いたくない」という人もいます。

常識と言われていることに疑いは向きづらいもので、変化を起こせない人が多いのも仕方ないことでしょう。

2週間以上変化していないような肌は、今と同じ事をしていても変わらない可能性が高いので、違う方法を検討する必要があります。

肌が求める刺激は毎日変わる

ではなんでも刺激をいれれば肌はよくなるのか?

そんなことはありません。当然、肌が求める刺激は肌の状態によって異なります。入浴や運動の仕方も昨日と今日で変える必要があります。それを適切に判断するには、今の自分の肌の状態を知る必要があります。個人差やいろんなケースがあるので、今自分の肌の状態がわからない人はご相談ください。

ブログでも、みなさんが肌に対する正しい知識が得られるように、引き続き紹介していきます。

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