良性発作性頭位めまい症(BPPV)

  • 2024年1月10日
  • 2024年1月10日
  • めまい
  • 103view
良性発作性頭位めまい症(BPPV)

良性発作性頭位めまい症(BPPV)について

良性発作性頭位めまい症とは

良性発作性頭位めまい症はめまいの中で4割を占め、頭を特定の位置にすると起こるめまいです。

・起き上がる
・横になる
・上を向く下を向く

めまいは数十秒から長くても数分と比較的短いですが、再び頭を同じ位置にするとめまいが誘発されるのが特徴です。

良性発作性頭位めまい症の原因

良性発作性頭位めまい症は三半規管内に入り込んだ耳石の動きで起きます。
本来、前庭に固定されている耳石(カルシウムの結晶)が何らかの原因で脱落し、三半規管に入り込んでしまいます。この耳石が脱落する原因は未だ明らかになっていませんが、更年期以降の女性に多いことから、加齢やホルモンに関係していると考えられています。

良性発作性頭位めまい症の治療

良性発作性頭位めまい性の原因となる耳石は時間とともに溶けてなくなるので、ほとんどの人は自然寛解しますが、耳石が再度脱落してしまうとめまいも再発してしまいます。また時間が経過しても自然寛解しない場合もあります。
一般的に転倒しない範囲で体を動かす、めまい体操などが推奨されています。

良性発作性頭位めまい症に対する当院の見解

耳石が脱落する原因

明らかになっていない耳石が脱落する原因ですが、統計的に更年期以降の女性に多いことから、ビタミン、ミネラルなどの栄養素の欠乏が原因しているのではないかと考えています。

また、めまいの原因としてストレスがありますが、強いストレスはビタミン・ミネラルを大量に消費させます。このことからもめまいと栄養素は関連が強いと言えるのではないでしょうか。

めまいが残ってしまう、繰り返されてしまう原因

・自然寛解せず、めまいが残ってしまった
・再発を繰り返してしてしまう

このようなめまいの状態は原因不明とされ、病院での治療でも改善が難しくなってしまいます。
再発してしまう場合、先述したような栄養の問題の可能性もあります。ただ接種する栄養を見直しても改善されない場合、どのように考えればいいのでしょうか。

臨床的な視点で説明すると、まずめまいは耳だけの問題ではなく、首頭の筋膜にあるバランスのセンサーが関係してきます。
まず症状全般に考えてみてください。体に何かの不調が起こるとき、その原因は1日で起こるわけではありません。長期間の精神的ストレス、疲労が体に蓄積して起きます。めまいの場合はとくに頭首の筋膜にできた癒着が影響し、耳石の影響がなくなったあとも、体のバランス感覚に影響を与えているのではないかと考えられます。また長期間めまいがあることで中枢神経の感作(神経が敏感になること)がおき、めまい症状を誘発している可能性があります。

良性発作性頭位めまい症に対する整体

明らかに耳石の動きによって起こるめまいは整体の適応外ですが、自然寛解しない、再発を繰り返してしまうような原因不明のめまいに対しては整体が効果的です。

めまいは整体で体の歪みを整えても、その場でピタッと改善することはありません。数週間~数ヶ月かけて、中枢神経の感作が落ち着き、新しいバランスに体が適応していくことで改善します。また栄養素の欠乏の場合も、体の緊張をゆるめることで、体の隅々に栄養を行き渡らせやすくなるので体の回復の助けになります。

良性発作性頭位めまい症(BPPV)
アトピーと臨床の最新情報はこちら