アトピーの完治に脱ステが欠かせない3つの理由

アトピーの完治に脱ステが欠かせない理由

脱ステしないとアトピーが完治しない3つの理由について説明しています。読者対象はリバウンドが心配で脱ステに踏み切れない人や脱ステしてほんとに治るのだろうか?と疑問を抱いている人です。またネット情報に惑わされて何が本当に正しいのかがわからなくなった人にも参考になります。

アトピーを完治するために脱ステが必要な理由とポイント

  • ステロイドは何なのか?
  • ステロイドを塗ると体の中で何が起きるのか?
  • ステロイドを塗り続けることによって何が問題になるのか?

アトピーを完治させるにはステロイドによりどのような問題が引き起こされているのかを理解し、これから行動していく必要があります。

ステロイドについて

ステロイドとは副腎皮質で作られる副腎皮質ホルモンのことです。副腎皮質は糖質コルチコイドというホルモンを放出するのですが、この糖質コルチコイドは「抗炎症作用」と「免疫抑制作用」を持つのです。ステロイド外用薬は糖質コルチコイドを人工的に合成し、効果を強くしたものになります。最強ランクのステロイドは、人の皮膚にもともと存在するステロイドホルモンの10万倍といわれています。ステロイド外用薬の特徴は分子サイズが小さく脂溶性のため、皮膚から吸収が早いため即効性が高いです。

ステロイド外用薬を使ったとき体では何が起きているのか?

抗炎症作用

アトピー性皮膚炎は毛細血管の拡張、血管透過性の亢進、むくみが起きています。掻くと汁(浸出液)や血がすぐ出たりするのもその原因です。これは皮膚から代謝物を排泄しようとしている反応です。皮膚も排泄器官の大切な一部なのです。抗炎症作用はこれらの反応を抑制するように働きます。

免疫抑制作用

ステロイド外用薬はアレルギー反応を抑える効果もあります。アレルギー反応の中でヒスタミンを放出するマスト細胞(肥満細胞)に対してヒスタミンの放出を抑制します。ヒスタミンは毛細血管拡張や血管透過性の亢進作用があります。

つまり皮膚から代謝物を排泄を抑制し、代謝物を体内に押し込める結果になるわけです。長期、ステロイド外用薬を使用すると代謝物が排泄できなくなり、止めた途端皮膚から代謝物が噴き出すということです。

脱ステしないとアトピーが完治しない3つの理由

酸化コレステロールによる悪化と拡散

ステロイドはアトピー性皮膚炎を完治させる上で厄介な副産物を残します。それは皮膚から吸収されたステロイドが酸化コレステロールとなり、アトピー性皮膚炎を悪化させてしまうからです。

「最初顔だけだったアトピーが、ステロイドを使い始めると首や腕にまで広がってきた」

ステロイドを使うことにより出るべきところから湿疹が出なくなると、その分他のところから排出しようとしてきます。ステロイド自体が酸化物になるので、初期の湿疹よりもひどくなります。アトピーの症状を抑えるために使っているのですが、結果としてアトピーの症状を更に重くしてしまいます。

「”ステロイドで良くなったらだんだん減らしましょう”と言われたけど減るどころか塗る量がどんどん増えて効かなくなっている」

この言葉を患者様からよく聞きます。ステロイドを使っている限り、この悪循環から抜け出すことはできません。

ステロイドへの依存

ストロングランクのステロイドは皮膚に存在するステロイドホルモンの10万倍といわれています。非常に恐ろしい強さだと思います。魔法のように効くのも当然だと思います。脱ステを行うと1ヶ月ほどで残留ステロイドは半減しますが、依存状態がその後も続き、とても不安定です。しかし、この不安定な状態を乗り越えなければ完治は得られません。

自然治癒力の低下により、皮膚の機能も低下する

アトピーと向き合う上で大切なことがあります。アトピー性皮膚炎は病気ではなく、生命を守るために働く自然治癒力だということです。ステロイドは抗炎症作用や免疫抑制作用があり、アトピーの反応である皮膚炎を抑える効果があります。ステロイドを使い続けていると、皮膚の本来の自然治癒力が妨げられ、正常に回復できません。脱ステを行うとリバウンドが大変ですが、皮膚を正常なサイクルに戻すためには欠かせません。

まとめ

今回、脱ステがアトピーを完治させる上で必要であるということを説明してきました。

その理由はインターネット上で患者様を惑わす情報があまりにも多いことや、脱ステについて悩まれている方が非常に多いと感じたからです。

ここで注意していただきたいことがあります。今回説明したことはステロイドに代わる他の薬にも同じことが言えます。「湿疹を抑えて症状を楽にしましょう」という薬は自然治癒力に抑制をかけています。ステロイドと同様にやめる必要があります。ステロイドは劇的にアトピーに作用しますが、先の見えない苦しみと不安も作りだします。当院に通院しながら、脱ステした方の多くは「ステロイドを使わないだけでも気が楽だ」といいます。ステロイドを使うということへの罪悪感やいつまで使い続けなければならいのか・・・という悩みにずっと苦しんできた人ばかりです。このページをご覧になっているあなたもアトピーへの正しい認識と体を改善することによりその悩みを解決できますので頑張ってください。

今、脱ステ・脱保湿を検討されている方へ

「脱ステ・脱保湿はただステロイドと保湿をやめて耐えるだけ」と思われている人もいますが、それは違います。 皮膚の経過を見て、常に適切な対応をしなければいけません。 知識と経験が無い人にとっては、途中で不安になったり、対応を間違えいると悪化の一歩をたどります。

当院はこれから脱ステ・脱保湿を検討されている方へ個別相談にてサポートを行っております。 脱ステ・脱保湿後の状態が心配、今離脱症状で悩んでいるという方はぜひご相談ください。

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