脱保湿や脱風呂を始めた後、かさぶたができますよね。
これ、いつまでキープすればいいの?
と気になりませんか?
実はこのかさぶた、
早く取りすぎても、キープしすぎても、いけません
ほとんどの人が初めて経験することなので、わからないのは当然ですね。
かさぶたを早く取りすぎてしまう人は
- 見た目が気になって
- 癖で取ってしまう
- すっきりするから
- 取ると治ったような感じになる
- ストレスで触ってしまう
というような理由でしょうか。
かさぶたを早くとってしまうと、未熟な皮膚が露出してしまうので、肌がなかなか安定しません。
これは本人が気を付ければ防ぐことができますね。
問題はいつまでかさぶたをキープするか?
目安は1週間です
患者様の場合、来院時やLINEで写真を送ってもらって、タイミングを判断しています。実際に1週間以内のことが多いです。
1週間ずっと肌についているかさぶたはほぼ不要です。
手を触れただけで落ちるようなかさぶたも必要ありません。
その時は石鹸と綿タオル(以後、石鹸タオル)で体を洗ってください。
洗顔は石鹸を使い、指の腹でしっかり洗って大丈夫です。
では、かさぶたはできているけど、その下が赤い、ジュクジュクのときはどうするか?
その場合も、一度石鹸タオルで洗っていいです。
まだ下の皮膚が不安定なのに洗っていいの?
と不安に思われるかもしれません。
1週間たっても安定しないような肌は、何かしら他の理由があって治らない場合が多いです。
その状態でさらにかさぶたをキープしても、状況が変わらないことがほとんどです。
また傷口をさらし続けてしまうと感染症のリスクが上がるので、一度、石鹸タオルでリセットしたほうがいいでしょう。
リセットするとその刺激で肌のターンオーバーが進み、停滞した肌が治りやすくなることがあります。
慢性炎症で焦げてしまった肌はそれだけで代謝が落ちています。
ターンオーバーをアップするために、たまに石鹸タオルで洗う
という考え方もあるということを覚えておいてください。
タオルで洗うといっても、アカスリのようにゴシゴシ力を入れて擦ってはだめです。
健康な肌をふつうに洗うくらいの力でいいです。
ネットでかさぶたのついた肌の写真をよく見かけますが、「その肌、もう洗ったほうがいいよね~」というのをよく見かけます。
かさぶただらけの肌では、仕事や生活の質が落ちてしまうので、適度にコントロールしてあげたほうがいいです。
また、我慢した割には肌が治らないということはよくあります。
効率よく肌を治すには経験と知識が必要です。
そのためにも、当院のホームページをご活用ください。 遠回りしていいたアトピー治療に近道が見つかるかもしれません。