保湿依存について徹底解説!

保湿依存について徹底解説!

毎日、保湿しながら「保湿依存にならないかな、、、」と心配している。

それ、もう保湿依存は始まってますよ!

ここでは保湿依存について、くわしく解説していきます。この保湿依存を理解することで、

・アトピーが難治化するのを防げる
・脱保湿をかんたんに終わらせる

ことができます。

保湿依存について少しでもわからないことがある人は、ぜひ読んでください。

保湿依存の肌ってどんな状態?

保湿依存の肌は文字通り、保湿剤に依存している肌のことです。
定期的に保湿をしないと、乾燥、かゆみ、痛みなどの症状が現れます。とくに入浴後は皮脂が落ち、水分が飛ぶので、乾燥が強くなります。

保湿依存の強い人は、乾燥やほかの症状がつらく、保湿せずにいられません。保湿依存の軽い人は、「乾燥肌だから保湿しようかな」という程度だったりします。

どうして保湿依存になるの?

どうして保湿依存になるかというと、肌が保湿剤で潤っている環境に慣れてしまい、肌自身の保湿力が弱まってしまうからです。
よく「保湿は肌を甘やかしてしまう」と言われますね。この理由を否定するお医者さんもいますが、私は今までの臨床経験からこれは事実だと言い切れます。
最初は軽い乾燥肌でも、強い保湿剤を塗り続けていると、乾燥肌はひどくなり、保湿依存も強くなります。

乾燥肌はしっかり保湿!を鵜呑みにしてはいけない

アトピーの人は生まれつき乾燥肌。だから、保湿剤が必要!

いいえ、違います。

保湿してるから乾燥肌なんです。

なんでもかんでも異常と判断して、思考停止するのはやめましょう。体は環境に適応する能力を持っています。保湿しないで乾燥状態にしていれば、肌を潤す能力もあがってきます。
ただ、体の歪みで筋肉が硬かったり、運動不足で血行が悪い人は、なかなか乾燥肌が改善しません。そういう人は、まず肌の血行をよくすることが必要です。

保湿依存はよくなるの?

保湿依存は次のことに気をつけると改善します。

・脱保湿
・体の歪みを整える
・運動
・スキンケア
・生活習慣を変える

いま保湿剤が欠かせない人にとっては、信じられないかもしれませんが、最終的にどんな人でも保湿は不要になります。

保湿を続ける人には現状維持 or 難治化の未来しかない

保湿剤で肌を甘やかしている限り、肌がよくなることはなりません。むしろ、保湿依存が強くなり難治化してしまう可能性があります。
難治化したアトピーは赤黒く、異常にかゆいく、その状態で脱保湿するとリバウンドは激しくなります。

一方、軽い乾燥肌で脱保湿するのであれば、リバウンドもしんどくありません。
保湿依存を改善するなら、絶対早めがおすすめです。

それでも保湿をやめるのが怖い人へ

何年も保湿してきた人にとって、保湿をやめるのは怖いかもしれません。

その気持ちも分かります。

保湿をやめると肌がガビガビになり、皮がボロボロ落ちるのでいい気分はしません。ひとの目も気になり、外出するのも嫌になるかもしれません。ただ、こんな未来を想像して悩み続けても、未来はなにも変わりません。何年も同じことをしてきてよくなる手ごたえがないなら、これから先同じことをしてもよくなることはないでしょう。

ひとりで悩むのに疲れた人はご相談ください。お力になれると思います。

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