間違った自律神経の整え方

自律神経をコントロールしようとしてませんか?

今回は間違った自律神経の整え方について説明しています。

どうしてこの内容を書こうと思ったかというと、多くの人が自律神経をコントロールできるものだと勘違いしているからです。ピンとこない人もいると思いますが、このページを読み進めていくと、

・なぜ自律神経が乱れるのか?
・自律神経を整えるポイントは何か?

が分かるようになります。

みんなが勘違いしている自律神経が乱れる原因

自律神経の乱れや自律神経失調症の原因は次のように言われています。

・精神的・肉体的ストレス
・不規則な生活

そして、自律神経の整え方を調べるとたくさん出てきます。

・ヨガ・呼吸法・音楽
・ツボ・マッサージ
・運動・ストレッチ
・薬・漢方・サプリ
・お茶・アロマなど

さて、自律神経の乱れの原因が精神的・肉体的ストレス、不規則な生活などに対して、先ほど紹介した整え方はすべて「行為」であることが分かりますか?

「行為」とは、行動によって自律神経をコントロールしようとしていることです。

自律神経の乱れる原因がストレスや不規則な生活であれば、まずそれを改めればいいだけの話なんですが、わざわざ行為をして問題を解決しようとしているんです。

なぜこのような遠回りになっているかというと、次のような勘違いをしているからです。

体が悪くなって自律神経が乱れる ❌

この勘違いの結果、

・このツボを押せば整う
・マッサージを受ければ整う
・サプリで整う
・食事を改善すれば整う

など行為によって結果を求めてしまうのです。

ただこの行為をすることがすべて間違いではありません。なぜなら行為によって心を満たしていることもあるからです。自律神経は体が悪くなって乱れるわけではありません。先に心が乱れて体に不調が現れます。

心が乱れて自律神経が乱れる ⭕

つまり、自律神経による不調を感じたときは、すでに心の緊張、不安、恐怖、怒りなどが影響しています。

心の影響は、

・特定の人に会ったとき
・家に居るとき
・会社にいるとき
・学校にいるとき
・ある道を通るとき
・夢を見ているとき

と様々です。

心の影響があっても、一時的であったり、さほど生活に影響がでない人にとっては悩むことも少ないと思います。しかし職場や家に居て、長時間影響を受けている人にとってはとても深刻な悩みです。

ここまでのポイントです。

・体が悪くなって自律神経が乱れる ❌
・心が乱れて自律神が経乱れる ⭕

自律神経を整える本当の意味と正しい方法

心が原因で自律神経が乱れるという話をしましたが、全員が先に心を整えなければいけないのか?というとそうではありません。人はそれぞれ精神的傾向が違います。今の段階でその人に合った方法を選ぶのがベターです。

心も身体も弱っている人

心も身体も疲弊している人にとっては、いきなり自分で心を扱うことは非常に難しいです。こういう人はまずサービスを受けたり、環境を変えることによって心と体を休めるのがポイントです。

例えば

・マッサージを受ける
・仕事や生活の環境を変える
・会う人を変える
・他人に話を聞いてもらう

心も身体も疲弊している人は、周りの環境を変えるのが手っ取り早いです。なぜなら、その今の環境がその人の潜在意識を引き出しているからです。体力とメンタルに余裕があるときは潜在意識を捉えにいけますが、弱っていると非常に難しいです。まずはその状況や環境から撤退して心と体を休めましょう。

こういう人が陥りやすいことがあります。それは休むための努力をしてしまうことです。みなさんもこのような経験はないでしょうか?

明日は大切な用事があるからしっかり寝ないと!と思うと余計に寝れなくなる。

寝るために努力していると、心と体を手放せなくなり、眠りにつくことはできません。さらに寝れないことで焦りが強くなります。この悪循環から脱出するためには、明日が来ないつもりで寝てください。今日が人生最後の夜と思ってもいいでしょう。

自分自身と向き合える人

心も身体も余裕のある人は、心を捉えに行くことをお勧めます。これは目的の話なので方法は何でも構いません。呼吸法、ヨガ、音楽、ストレッチ、瞑想、運動など。これはさっき話した「行為」ではないか?と疑問を抱くと思います。

ここで多くの人が勘違いされていることは次の通りです。

・行為が自律神経を整える ❌
・行為によって心が整い、自律神経が整う ⭕

行為が自律神経を整えると思ってやっている人は、行為の本質を理解することができません。

例えば、

・瞑想が苦手なのに我慢してやり続け、結果的にイライラが残る
・呼吸法を試してもやり方に囚われ、ただ深く呼吸しているだけ

心を整えるのが目的なので、心を無視して行為をしても意味がありません。心を主役にして行いましょう。

・呼吸法で心の緊張が変化するのか?
・音楽を聴いて感情が浮上するのか?
・運動しているとき思考はクリアになっているのか?
・ヨガや瞑想をしているとき「私」を捉えれているか?

なんとなくやって効果と結果を得られる人もいるでしょう。そういう人は本当の目的を理解して行うともっと効果は高くなります。

多くのことに手を出して結果が出ない人は、まず心を観察するところから始めた方がいいでしょう。心の変化が分からないと何をやっても効果を感じるのが難しくなります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

自律神経の整え方というサイトや本はたくさんありますが、やり方だけを紹介し、大切な心について説明していないところが多いように感じます。やり方に囚われ、本質を見失わないようにしてください。

どんなに多くの人が推奨したやり方であっても、それをやって苦痛を感じるのであれば、ほかの方法を選んだ方がいいでしょう。自分がストレスを感じずに行えるのが正解です。そして心を中心にして行為を行うと、心を整えるための行為自体が必要ないことに気づきます。本質を体感し続けると形は不要になるのです。ただ歩いているときも、ご飯を食べているときも、常にニュートラルな自分でいることができます。さらに整える心さえ存在しないということを体験できるかもしれません。

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