子供に依存する親

  • 2019年6月5日
  • 2023年12月11日
  • コラム
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子供に依存する親 感情はひとを傷つけない

子供のアトピーが悪化してしまう理由のひとつとして、親の子供に対する依存があります。とくに母親の場合が多いです。

親の子供への依存はアトピーに限らずどこにでもあります。
それがどんな問題を起こし、どんな課題を置き去りにしてしまうのかをこのページでお話ししていきます。

子供に依存している親の影響

まず子供に依存している親は感情で行動します。その結果、次のような問題が起きます。

・必要な症状でもすぐ薬や保湿を塗ってしまう
・保湿しすぎで保湿依存になる
・子供の感情表現を抑圧し子供にストレスをかけている
・自分の課題を子供の課題にすり替えて自分自身と向き合わない
・未来のことばかり心配して行動できない
・子供のことよりも自分の不安を解消するのが優先
・自分が傷つかないことを優先するので合理的な判断ができない

親の依存は子供が生まれる前から始まっています。依存している親にみられる特徴は子供が頼んでもないのに親の方から子供に近寄っていき、べったりします。親としてはこの子の側に居てあげなければと思うのでしょうが、それは「親の愛情」の名を借りたただの自己満足であり、エゴでしかありません。

そのような親は子供に対し自分の過去や感情を投影しているので、子供に対し感情から行動してしまいます。

投影とは

投影とは、白いスクリーンに映像を映し出しているようなもので、映像を見ているとき、その背景にあるスクリーンのことは忘れてしまいます。再体験したくない自分の過去をスクリーンである子供に投影し、感情的な反応をしてしまいます。そして拒絶や怒りという感情は、自分の過去の辛い感情を再体験しないために起こります。

親に依存される子供はどうなるのか?

生まれた頃から親がべったり側にずっといると子供はどう思うでしょうか?子供はそれが当たり前となり親が側に居ないだけで恐怖や寂しさを感じます。そして、それを感じないようにするために周りに対し怒りを表現します。

恐怖や寂しいという感情はただのエネルギーです。もしそれが浮上したのであれば、子供であっても体験させてあげる必要があります。感情のエネルギーは体験し完了するとその力もなくなります。

依存している親は子供にネガティブな感情を体験させることが耐えられません。なぜなら自分の過去を子供に投影しているので、子供が傷つくのと同様に自分も傷つくと思い込んでいるからです。

どんな小さな子にも寂しい、不安、怖い、怒りなどの感情のエネルギーがあり、それを表現する権利があります。そして、それらは子供自身が体験しなくてはいけません。
「そんなネガティブな感情を抱いたら子供が傷つくのでは?」と親は思うかもしれません。しかし、感情が人を傷つけることはありません。感情を表現しないままでいることの方が苦しいのです。安心して子供にすべての感情を体験させてあげてください。

自分の課題と子供の課題、区別できていますか?

もし子供がネガティブな感情を体験することに親が耐えられないときは、親の心の中にネガティブで完了していない感情があります。それは子供の課題ではなく親の課題になります。
子供に自分の過去を投影していることに今すぐ気づいた方がいいでしょう。

感情のエネルギーが浮上し、感情を体験(泣いたり、怒ったり)しているときに、親がすぐ側に行き、あやしたり、なだめたりしてしまうと、その感情が完了しないままになります。
その結果、その子は大人になってもその感情を体験することを拒絶するでしょう。

もし拒絶する感情が浮上してきたら、そのきっかけとなった相手や出来事に対し怒りが向きます。その怒りが強い場合、殺意になることもあります。

そうならないようにするためには子供がすべての感情を体験することを許してください。もしそれが許せないのであれば、あなた自身が感情に縛られています。まず自分自身の心の面倒を自分でみましょう。

子供に依存する親 感情はひとを傷つけない
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