- 1 アトピー性皮膚炎のビフォーアフター
- 1.1 保湿・ステロイド依存による顔の難治性アトピー
- 1.2 浸出液・ムレ・寝汗・寒気を伴う保湿依存のアトピー
- 1.3 脱ステ・脱保湿後に再発、かゆみで寝れないアトピー
- 1.4 脱ステ・脱プロ・脱保湿後、治らなくなったアトピー
- 1.5 浸出液・赤み・強いかゆみを伴う子供のアトピー
- 1.6 保湿依存と主婦湿疹、脱保湿と経過
- 1.7 保湿依存のアトピーとアミロイド苔癬の変化
- 1.8 手足に浸出液、脱保湿後も改善しないアトピー
- 1.9 保湿依存になった首と肘のアトピー
- 1.10 肌のターンオーバーが低下して治らなくなった子供のアトピー
- 1.11 保湿依存と体の歪みで治りづらくなったアトピー
- 1.12 肌のターンオーバーが乱れ、改善しないアトピー
- 1.13 凝っている場所に現れる痒みと色素沈着
- 1.14 浸出液と薄いかさぶたを繰り返しているアトピー
- 1.15 喘息・アトピー・アミロイド苔癬
- 1.16 肩甲骨の動きの悪さと首肩腕のアトピー
- 1.17 全身に広がるリバウンドの炎症
- 1.18 乳児湿疹からの治らないアトピー
- 1.19 花粉症から悪化したアトピー
- 1.20 ステロイドと保湿剤で悪化したアトピー
- 1.21 保湿依存で赤黒くなったアトピー
- 1.22 乾燥肌で毎日ステロイドや保湿剤を塗っていた子供のアトピー
- 1.23 アレルギーをきっかけに再発した顔のアトピー
- 1.24 体の歪みでターンオーバーが改善しないアトピー
- 1.25 保湿依存による皮膚のむくみ
- 1.26 関節にでる子供のアトピー
- 1.27 体の歪みで治らなくなった顔・首・手のアトピー
- 1.28 強い保湿依存の難治性アトピー
- 1.29 ステロイドと保湿で悪化したアトピー
- 1.30 肩こりで治らなくなったアトピー
- 1.31 ステロイド・保湿依存、脱ステ後のリバウンド
- 1.32 皮膚の赤黒さ、色素沈着、むくみ、皮脂腺の機能低下
アトピー性皮膚炎のビフォーアフター
赤ちゃん、子供、大人のアトピーが整体とホームケアで変化していく過程を写真で多数紹介しています。難治性アトピー・脱ステ・脱保湿・リバウンド・炎症・痂皮(かひ)・かさぶた・アミロイド苔癬の変化がみれます。
保湿・ステロイド依存による顔の難治性アトピー
もともと肌荒れがあり、5年前仕事の疲れでアトピーが悪化し、ステロイド治療を開始。2年前、ヒルドイドを処方される(使用頻度は少ない)
ここ4ヶ月、顔にワセリンをよく塗っていた。
1/19~脱ステの皮膚科でステロイドによる皮膚炎と診断。
脱保湿、入浴制限(シャワー1日/週)、水分制限1.2ℓ、糖質制限、MCTオイル摂取
入浴の調整、運動指導
浸出液・ムレ・寝汗・寒気を伴う保湿依存のアトピー
小学生の頃からステロイドを使用。昨年の夏にステロイドを使わない皮膚科に変更。(それまではステロイドの塗り薬と服用)皮膚科を変えてから、抗ヒスタミン薬、漢方、亜鉛華軟膏、抗生剤、眠剤、プロペトを処方される。プロペトは使用していない。
2週間前から足のむくみが強くなり、ムレと浸出液が止まらない。夜は寝汗、昼は寒気。生理中は痒みが強くなる。
保湿の中止、入浴制限、水分制限、運動指導
保湿により症状が悪化している。とくに腰椎の固着が原因で足の緊張が強いため、足のむくみと浸出液の症状が強く出ている。初回の施術では、全身の緊張を緩め、筋膜を調整して水分の移動を促す。
脱ステ・脱保湿後に再発、かゆみで寝れないアトピー
20代後半に2年間ガッツリステロイドを使用。(それ以前は時々)2014年から脱ステ、整体、鍼灸を行い、2016年に回復。2017年9月に再発し、12月に当院へ来院。薬は3年以上不使用。かゆみで寝れない期間が3ヵ月。寝汗あり。常時かゆみあり。
入浴制限、サプリ中止、遅延型アレルギー注意、運動指導
既に脱ステしているが、正常な肌に戻らない。体の歪みや補正により、強い緊張があるため、肌の循環が低下していると思われる。施術を開始してから、皮膚の機能が働きだしたため、強いかゆみが現れる。その後、肌が小康状態になってからは、ピーリングを行い、肌のターンオーバーを促す。
脱ステ・脱プロ・脱保湿後、治らなくなったアトピー
脱ステロイド、脱プロトピック、脱保湿後に悪化。2ヵ月後、乾燥による角質欠損とひび割れによる辛い症状で保湿を再開。梅雨に湿疹がさらに広がる。帰宅時、お風呂上り、就寝時に痒みが強くなる。脱保湿、運動を行ってもらう。
浸出液・赤み・強いかゆみを伴う子供のアトピー
13歳の女子中学生。幼児から湿疹を繰り返しており、来院時はオイル系の保湿のみ使用。足首に関しては劇症化に近い状態で足の甲が腫れている。脱保湿と筋肉に対するホームケアをしてもらう。
保湿依存と主婦湿疹、脱保湿と経過
30代女性。手のひらの湿疹は1年前ゴム手袋を使用してから現れる。2つの病院でステロイドと非ステロイドの塗り薬を処方される。今年2月頃から顔、首、手の甲にも湿疹が現れ、痒みと手のひらの痛みに悩まされ、5月に当院へ来院。来院1週間前にステロイドを中止している。(ステロイドの使用は多くなく、依存度は低いとみられる)社会人になってからハンドクリームを常用、顔への化粧水も頻度が多かったようである。脱保湿、入浴制限、運動を行ってもらうことにした。
保湿依存のアトピーとアミロイド苔癬の変化
40代女性。以前に脱ステしたが改善に至らず。脱保湿によるリバウンドを説明し、整体で治療を開始。アトピーの痒みや痛みより筋肉のこわばりや脳圧の上昇がみられました。整体では固有受容器を調整し、脳脊髄液の循環を調整。同時に水分量やスキンケアについても指導。
手足に浸出液、脱保湿後も改善しないアトピー
50代女性。8ヶ月前から全身の皮膚炎。ステロイドを使うが副作用が出てきて中止。浸出液も手・腕・足と繰り返す。脱保湿を2ヵ月行うが改善せず。精神的に中々寝付けない状況。脳脊髄液の生産と吸収が低下し、腎臓の能力も低下している。整体治療によるリバウンドを説明し治療を開始。まず初めに体全体の能力アップの為、脳脊髄液の循環を調整。同時に水分量やスキンケアについても指導。
保湿依存になった首と肘のアトピー
保湿依存の肌があるので以前から保湿が多かったのかもしれません。脱保湿をしてもらい治療を開始。保湿が日常的になっている方は肌が乾燥していると心配されますが基本保湿はする必要ありません。
肌のターンオーバーが低下して治らなくなった子供のアトピー
幼稚園の時はステロイドを使用。小学生からはなにも塗っていない。痒みは常にある。ボツっと出てくる湿疹は余った代謝物が原因している可能性があります。食事などの調整も必要になります。
保湿依存と体の歪みで治りづらくなったアトピー
以前脱ステを行いリバウンドを経験。その後、保湿依存により肌の状態が不安定になり来院されました。脱保湿ともに再度リバウンドが発生。まず皮膚を安定させる為に脱風呂を行う。
肌のターンオーバーが乱れ、改善しないアトピー
高校生の時から顔に赤みが現れ、一時的にステロイドを使用。 25歳から悪化、ステロイド使用。 31歳の時、紅皮症で皮がめくれる。 治療としてステロイド使用。 2016年4月から脱ステしているがなかなか改善がみられない。 来院時は保湿のみ(オードムーゲを3年ほど使用)。 汗をかいたとき、疲れたときに痒みが悪化。
凝っている場所に現れる痒みと色素沈着
首、肩周りは筋肉の凝りと連動して痒みと湿疹が出ています。 凝りが取れづらい場所は体の歪みが原因で筋肉が緊張しています。 この緊張があると休息を取っても凝りがリセットされません。
浸出液と薄いかさぶたを繰り返しているアトピー
2015年11月から頬が悪化。 今年1月から皮膚科でステロイドと保湿剤をもらい使用。 少し治まったがステロイドが効かなくなり、その後放置。 6月に違う皮膚科へ行き、ステロイド、亜鉛華軟膏、保湿剤、抗生物質、抗アレルギー薬をもらう。
浸出液と薄いかさぶたを繰り返していて、改善の傾向がみられない。 まずは脱保湿をし肌を丈夫にしてもらうのが目標。 皮膚の血行が悪いのと体の筋肉量が少ないため、運動が必要。
喘息・アトピー・アミロイド苔癬
40歳からアトピーと喘息を再発。 42歳からステロイドを使わない病院へ。 手足、背中、首、顔に湿疹があり、背中はアミロイド苔癬になっている。 喘息時の吸入ステロイド有。
肩甲骨の動きの悪さと首肩腕のアトピー
思春期頃から部分的に強いかゆみを伴う発疹が出るようになり、アトピー性皮膚炎と診断。 環境が大きく変化する時期などに炎症が酷くなる事を繰り返し、社会人になって数年後にはかゆみで夜も眠れず、ついに仕事を退職。
もともと筋肉はあるが肌の血行が悪い。 体は肩甲骨周りが硬く、首、肩、腕の動きに制限をかけている。 肩甲骨の動きが悪くなる原因を治し、体を柔らかくすると肌の血色もよくなり、ターンオーバーも改善してきました。
全身に広がるリバウンドの炎症
5歳の頃までステロイドで抑え、それ以降はステロイド以外の塗り薬や保湿を使用。 アトピーが完治しているときはなにも塗っていなかった。 1年前(部活を辞めて)から悪化し始めてきた。 2週間前から寒気。
乳児湿疹からの治らないアトピー
生後2週間から乳児湿疹が現れる。ステロイドを使わない治療を行う医師のところへ行き、除去食を行うが良くならない。 検診のとき、他の医師に除去食を否定され「ステロイドを塗らないと治らない」と言われる。 その後、医師の指導通り、毎日たっぷりステロイドとヒルドイドを塗り、10日を過ぎたころにはピカピカになる。 しかし、5ヶ月を過ぎたころから何度塗っても同じところから湿疹がでるという状態。
花粉症から悪化したアトピー
ステロイドでアトピーを抑えている人によくみられる湿疹です。もともと正常な肌ですが、他のアトピーの患部でステロイドを使用すると、正常な皮膚の皮脂腺から代謝物を排泄しようとし、炎症が起こします。
ステロイドと保湿剤で悪化したアトピー
ステロイドと保湿剤で皮膚にむくみができ赤黒くなっています。 ステロイドと保湿剤を使い続けていると、皮膚が治るための変化を起こせません。 赤黒くなった皮膚は一度破壊されてから再生します。
保湿依存で赤黒くなったアトピー
春先や仕事のストレスでアトピーが悪化していました。大人になってからは病院で治療は受けていません。皮下の代謝物を出せず、停滞している状態です。まぶたの乾燥、カサカサ、落屑(らくせつ)が出ている状態。また顔のむくみと目の下のしわと口元のしわが深くなっていました。一ヵ月後にはむくみは抜け、カサカサ、落屑、しわが無くなりきれいになっています。
乾燥肌で毎日ステロイドや保湿剤を塗っていた子供のアトピー
ずっと乾燥肌の状態が続いていしまう原因は肌の血行が悪いからです。 血行が良くなると乾燥肌も改善していきます。 しかし、外で元気よく遊んでいる子供であれば自然と肌の血行が良くなるので、本来乾燥肌で悩まされることはありません。 子供が乾燥肌になる原因は2つあります。 それは保湿剤と体の歪みです。 乾燥肌に対し常に保湿をしていると皮脂腺が働かなくなります。 体は変化する力があれば環境に適応しようとするので、人間がわざわざ面倒を見なくてもいいのです。 体の歪みは皮膚の血行を悪くしてしまうので乾燥肌が治りづらくなります。
アレルギーをきっかけに再発した顔のアトピー
目が開かなくなるくらいに顔面が腫れてしまい、2日経っても腫れや赤みが引かない状態。
アトピー肌はもともと皮膚が弱くなっているので、アレルギーが反応したり、むくみが強くなると優先的にその肌から湿疹が出てきます。 それを根本的に改善するにはむくみをなくして乾燥状態をつくり、肌を強くするしかありません。
体の歪みでターンオーバーが改善しないアトピー
アトピーの今までの経過
12歳の冬からアトピーを発症。季節の変わり目、疲れがまたっているとき、忙しいとき、体が温まっているときなどに悪化。悪化すると薬を使ってかゆみを抑えるの繰り返し。就職して2ヶ月した頃、アトピーがさらに悪化し、24歳のとき脱ステを行う。
来院前
脱ステして一年弱、肩・肘・背中にかゆみの症状が出ており、一日の尿の回数は3~4回と少なく、便通は3~4日に一回と便秘の状態。さらに不眠もあった。
本やインターネットの知識で自力で治すことに限界を感じ、他人の力を借りたいと思い来院。
問診より
高校生のときは喘息ある。以前は不安感があるとアトピーが強くなっていたが、来院時はそうもないとのこと。脱ステのリバウンド症状の強さを10とすると来院時は3。とくに汗をかくときかゆみが強い。かゆみによる不眠で睡眠は4時間のときもある。尿の回数は少なく、色も毎回濃い。お風呂はのぼせやすく、一年中末端冷え性。胃腸の弱さがある。
角質の乱れ、かゆみがある場所は色素沈着が起こり、皮下のむくみがある。ところどころ浸出液もでている。まずは保湿と入浴時の体の洗い方を説明し、最初の一ヶ月は週2回、それ以降は週1回の施術を行う。
保湿依存による皮膚のむくみ
保湿依存により肌が少し赤黒くなり、むくんでいます。 むくんでいる皮膚にしわができ、そこがムレることによって痒みを伴います。 皮膚のむくみを改善するときも、体の歪みをとる必要があります。
関節にでる子供のアトピー
手足の関節にでるアトピーは、体の歪みによって手足が緊張し、力が抜けなくなるのが原因です。 歪みの原因を取り除くことで手足の緊張も減り、湿疹の治りも早くなります。
体の歪みで治らなくなった顔・首・手のアトピー
顔、首、肩、肘、手のアトピー。 パターンとして体の歪みは首凝りを作り、首、顔、指先までの筋肉を緊張させます。
皮膚が白く盛り上がり、角質が厚い箇所があります。 この皮膚の下には排泄しきれない代謝物が蓄積しています。 通常であれば、かゆみを伴い湿疹として皮膚から排泄されますが、皮膚や体の状態が低下しているとうまく代謝物を処理できません。
強い保湿依存の難治性アトピー
強い保湿依存で皮膚の機能が低下。 このような肌の場合、皮膚の血流が上がるだけで強いかゆみを伴います。 しかし、改善するためには痒みが起きてでも皮膚の血流を良くしなければなりません。 そのとき掻き壊してボロボロの肌になっても、十分な血液が皮膚に届けば、以前より丈夫な皮膚が再生しいます。
ステロイドと保湿で悪化したアトピー
湿疹の皮膚がむくみ、皮脂腺で炎症を起こしています。 ステロイドを使っていると免疫抑制をして炎症を抑えているため、改善のための変化が起きません。
肩こりで治らなくなったアトピー
肩こりで肌の血行が悪くなり、肌のターンオーバーが促進されません。 凝りがあるとその場所の皮下には代謝物が停滞してしまうため痒みの原因となります。
ステロイド・保湿依存、脱ステ後のリバウンド
脱ステ後のリバウンドで皮下に溜まっていた代謝物が噴き出す。
依存した皮膚はむくみを伴い赤黒くなっています。 皮下の代謝物は行き場を失い、強いかゆみを伴います。 代謝物の出口は皮膚、リンパ管、血管です。 体液循環を促すことでリバウンド症状も軽減させることができます。
皮膚の赤黒さ、色素沈着、むくみ、皮脂腺の機能低下
皮膚に赤黒さ、色素沈着、むくみがあります。 皮膚の血流が悪いので肌の皮脂腺が正常に機能しません。
難治化した皮膚組織は一度壊れて再生されなければいけません。 新しい皮膚組織ができてくると、皮脂腺も反応し吹き出物のような湿疹を出せるようになります。 難治化した肌は皮脂腺が反応することができないので、アトピーの悪化要素が加わると皮膚に強いかゆみを伴います。