お客様との会話で「私、呼吸が浅いんですよね~」という話がよくでてきます。
呼吸が浅いと何がいけないのでしょうか?
ここでは呼吸について色々な視点からお話ししていきたいと思います。
呼吸について
呼吸は酸素や二酸化炭素などのガス交換を行う生命活動ですが、唯一、無意識と意識の両方でコントロールされる運動です。
例えば、無意識に動いている心臓のリズムを意識的にすぐ変えられる人はあまりいません。
しかし、呼吸は無意識で行われているにも関わらず意識的にもコントロールできます。
その仕組みを利用しているのがヨガです。
ヨガでは、呼吸を整えて精神をコントロールしています。
呼吸が浅いとは?
そもそも呼吸が浅いとはどのような状態でしょうか?
私は次の2つのように考えています。
・深い呼吸をしようとしてもできない
・ただ呼吸をしていない
深い呼吸をしようとしてもできない
深い呼吸をしようとすると、途中で力んでしまい、深く呼吸ができない人がいます。
その原因は体の歪みで肋骨や背骨の動きが制限されているからです。
ただ呼吸をしていない
ただ呼吸をしていない状態とは、意識が思考(過去、未来、想念、感情)に囚われ、今この瞬間にいないということです。
人は考え事をしているとき、呼吸は自然と浅くなります。
もし一日中考え事をしていると、脳が酸欠状態になり、体はむくみます。
いつもストレスや考え事で思考が休まっていない人は、気分転換も増やしてください。
呼吸が深くするメリット
むくみによる湿疹が引きやすくなる
深い呼吸はたくさんの筋肉を使うので、むくみを減らし、湿疹を防ぐことができます。
呼吸にヒーリング効果がある
リラックスしながら深い呼吸で体を感じると、自然にヒーリングが起きます。
心を落ち着かせることができる
呼吸で心を落ち着かせることも可能です。
まとめ
深い呼吸はメリットしかありません。
今まで呼吸に無関心だった人は、すこし自分の呼吸を気にしてみてください。