臨床からわかる!赤ちゃんアトピーの原因

臨床からわかる!赤ちゃんアトピーの原因

乳児・赤ちゃんのアトピーの原因について説明しています。 読者対象は病院での治療に疑問がある人や子供のアトピーで育児に限界を感じている人です。 また薬を使い続けることで子供の将来に不安を感じる人にも参考になります。 その理由はアトピーの原因と子供との接し方について、臨床経験をもとに説明しているからです。

赤ちゃんアトピーの原因を考える上で重要なこと

アトピーは昔、子供の病気といわれていましたが今は成人アトピーの割合も増加しています。 成人アトピーのほとんどは子供の時期にもアトピーを発症しています。 昔に比べ、薬や保湿、生活環境が整っているにもかかわらず、なぜ多くの子供が成人アトピーに移行しているのでしょうか?

子供が大人になってもアトピーで悩まないように今から正しい知識を持ち、行動する必要があります。

赤ちゃんアトピーの原因とポイント

成長による原因

赤ちゃんは小児や大人と異なる点が2つあります。

1つ目は胃腸などの消化器系が未熟・未発達であること。

2つ目は体が急激に成長すること。

まずはこの2つの点が肌に与える影響について説明していきます。

消化器系の未熟・未発達が与える影響

赤ちゃんは消化器系(内臓)の未熟・未発達により、食物を小さな分子に分解しきれず、大きな分子のまま腸壁から吸収してしまいます。 その際、免疫系が働きアレルギーとして反応するのです。(免疫反応) この原因から皮膚症状が現れている場合は成長とともに胃腸が発達し、湿疹は治ります。

体の急激な成長が与える影響

赤ちゃんは成長のスピードが速く、皮膚細胞の増殖が間に合わなくなります。 特に関節部分に起こりやすく、その箇所の皮膚は弱くなり湿疹が現れやすくなります。 この場合も成長とともに湿疹は自然に消失します。

アトピーが始まる原因

人間は体の中をある一定の状態に保たなければいけません。 それを内部環境の恒常性と言います。 あなたのお子さんがアトピーだからといってこの能力が働いていないわけではありません。 実はアトピーもその能力の一部です。 つまり生命を維持するために体へアトピーが表現されているのです。 アトピーが出ているときは内部環境を一定に保つ力に余力がないときです。

アトピーは慢性で持続的なメカニズムで起こります。 食物アレルギーからくる一時的で急性な湿疹はアトピーの原因にはなりません。 そこで「そんなことはない!アレルギーもアトピーの原因じゃないか!」と思われる方もいると思います。 その方はアトピーの原因とアトピー肌が治らない原因を混同しています。 その2つの原因を混同していると目の前で起きている湿疹やかゆみに対して正しく対応できなくなりますので気をつけてください。

具体例としては次のことが挙げられます。

  • 汗をかけていない
  • 便がいつも硬い
  • 便の回数が少ない
  • 便のにおいがとても臭い
  • おむつの尿の色がいつも濃い
  • 尿の量が少ない
  • 呼吸が浅い
  • 喘息がある

乳児湿疹

乳児湿疹は生後数ヶ月の赤ちゃんに2割ほどの割合で発症します。 乳児湿疹は消化器の未熟が原因と考えられますが、生理現象なので基本放っておいても治ります。 しかしステロイドや保湿、洗いすぎなどによって難治・依存性のアトピーに移行する場合があります。 今のお子さんの湿疹が自然の乳児湿疹なのか?難治・依存性に移行したものなのか?改めて考えてみてください。
臨床では乳児湿疹が1年以上改善がみられない子は、腹膜(お腹)の硬さをチェックします。

心臓の負担

心臓の負担とは、長期で精神的ストレスや疲労が体にかかったとき現れます。 心臓を包んでいる心膜の制限が起きているので、肋骨全体が硬くなり、呼吸も浅くなります。 また腕、首、デコルテも緊張するため、その周辺に湿疹が現れることがあります。 赤ちゃんや子供の場合、バンザイして手を引っ張っても、力が抜けず突っ張っていることが多いです。 この場合、施術で心膜をポンプする事により、緊張を解除することが出来ます。

頭が硬くなっている

頭蓋骨は複数の骨がパズルのように組み合わさり、縫合(ほうごう)と呼ばれるつなぎ目で維持されています。 赤ちゃんの時期は頭蓋骨の縫合はまだ完全に癒合しておらず、頭蓋骨のひとつひとつの骨にも柔軟性があります。 体の状態が悪い赤ちゃんだと体液が末端で吸収できず、脳圧が上昇し、頭蓋骨がパンパンなってしまいます。 子供の頭を両手でやさしく触ったとき石を触ってるような感じがした場合、かなり体の状態が悪いと思ってください。 脳圧が上昇すると脳に流れる血流も低下し、さらに脳が圧迫されるので自律神経症状も発生します。

当院ではこの頭蓋骨を指標に治療していきますが、頭蓋骨だけ調整しても体の状態は安定しません。 体液が末端で吸収できなくなって、脳圧が上がり頭蓋骨が硬くなっているので、その末端を治療する必要があります。

アトピー発症前から保湿をしている

「急に湿疹がでてきたんです!」と訴えるお母さんがいます。 詳しく話を聞くとアトピー発症前や生後から保湿をしているというのです。 多くのお母さんが、なんの疑問もなく「赤ちゃんには保湿が必要」と思い、毎日お風呂上りに保湿をしています。 自然に出てくるアトピーはそれほど強くないです。 しかし、人が作ったアトピーは自然を逸脱しているので、手に負えないレベルの湿疹が出てきます。 この話が思い当たる方は自分の無意識に気付かなければいけません。

ステロイドや保湿の依存

病院での標準治療がアトピー症状を強くし、自然な治りを妨げている場合があります。 アトピーの標準治療はステロイドで炎症を抑え、肌を保湿剤で保護します。 標準治療はアレルギー反応に対し、短期間行うのはいいのですが、慢性で持続的なメカニズムで起きるアトピーに長期間行うと肌の依存を引き起こします。 依存の肌に保湿するとさらにかゆみは強くなり、保湿やステロイドを中断すると不安定な肌から噴き出しが起きます。 依存はアトピーではなく肌トラブルです。 この肌トラブルをアトピーと混合し、混乱している人が多いので注意してください。

お母さんの糖質が多い

母乳はお母さんの血液から出来ます。 お母さんの糖質が多いと、母乳も糖質が多くなります。 お母さんのお腹の中にいたときは、最低限の糖質とケトン体で生きていた赤ちゃんにとっては、糖質が多く含まれた母乳は、赤ちゃんの血液を高血糖にしてしまいます。 高血糖は糖化(糖とタンパク質がくっつき、機能を失う)が起こり、体に大きな負担をかけます。

肌表面の菌が優勢になっている

赤ちゃんは大人に比べ皮脂の量は非常に少ないです。 さらにアトピー肌の状態では角質が乱れているのでバリア機能が低下しています。 肌のバリア機能が低下していると黄色ブドウ球菌などが繁殖し、かゆみの原因になります。赤ちゃんはいろんなところを触った手でかゆいところを血が出るまで掻き壊し、更なる肌トラブルを招きます。 とびひやウイルス系の湿疹や炎症が起きた場合はすぐ病院に受診しましょう。

菌はアトピーの原因ではありませんが、アトピー肌が治らない原因に繋がりますので、個々に対応する必要があります。

洗っているつもりで洗えていない

肌に優しいからという理由で石鹸を泡立てて泡で洗う人がいます。 その洗い方では傷やかさぶたでガサガサになっている肌の菌は除去できません。 菌を除去するときはしっかり石鹸とタオルで洗いましょう。

お腹が硬い

腸の血液や体液の循環が低下していると、栄養を吸収する粘膜の機能が低下してしまいます。 すると未消化の食べ物まで吸収してしまい、アレルギー反応を起こす場合があります。

その原因は慢性的な腹膜の硬さや骨盤の動きの悪さです。 主にお腹の深い部分に硬さがあるので、治療でこの硬さを解放することができます。

入浴で皮脂を落としすぎている

赤ちゃんは大人と違い皮脂の分泌量が少ないので入浴時に皮脂を落としすぎないことが重要です。 石鹸を使うことはもちろん、長時間湯船に浸かることも皮脂を落としすぎる原因になります。 入浴後に痒そうにしているときは、皮脂の落としすぎている可能性があるので気を付けてください。

水分の摂取量

水分の摂取量は肌の状態によって変えなければいけません。 脱ステ、脱保湿時に浸出液が止まらない、傷がふさがらない、湿疹があるときは水分制限が必要です。

赤ちゃんのアトピーに振り回されていませんか?

  • 寝かしつけをしてしまう
  • 母乳がやめられない
  • 別室にひとりで寝かすことができない
  • 搔き壊しているのを見ると冷静でいられない

子供のアトピーに対して親が過剰に反応すると、子供がそれを利用して親を操作しようとします。 これは潜在意識の部分になり、大人になっても続きます。 親と子供の立場が逆転してしまいますので、赤ちゃんのときから振り回されないように気をつけてください。 赤ちゃんがかゆがって寝れなくても、何かしてあげる必要はありません。

お母さん、お父さんはいつも安心していますか?

  • 外に出ると周りからかわいそうといわれる
  • 他人の目がジロジロ気になる
  • 搔くことをやめないと、感情的になり叩いてしまう
  • 私のせいでこの子がアトピーになってしまったと自分を責めてしまう

赤ちゃんや子供は親の不安やイライラを敏感に感じます。 親がアトピーで肌を掻きむしる子供をみて、心配や不安、イライラしたり、怒ったりしていると子供は今居る場所が安全ではないと感じます。 どんなに子供が泣きわめいて、掻きむしろうが親は安心した平穏な心でそばに居る必要があります。 親は子供のアトピーに対して感情的な反応をすべて手放してください。

子供のアトピーを見て現れるネガティブな感情は子供のせいではありません 。親はこの感情がどこから現れたのか知る必要があります。 そうしないとアトピーを抱えた子供を無条件に受け容れることができず、自らも安心に留まることができません。

子供が安心して成長するために、まず自らが安心してください。

まとめ

今回、赤ちゃんアトピー性皮膚炎の原因について説明しました。

その理由は親がアトピーの赤ちゃんや子供へ感情的に接している人や、原因が分からず悩まれている人が非常に多いと感じたからです。

一般的に病気と言われる症状は自然の一部で起こっています。 それに人間が手を加えてしまうと改善しなくなることがよくあります。 特にアトピーはその見極めと本質を知ることが必要な症状だと私は考えています。 あなたのお子さんがアトピーと診断されても焦る必要はありません。 アトピーは病気ではなく体の中で生命を維持するために最善を尽くしている現れです。

お子さんの将来のために、まずは自分が冷静に対応しましょう。

アトピーで同じように悩まれていた方も改善しています

2才 女の子娘のアトピーで不安なときも、親身に的確に対応してもらえ安心できた

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生後2週間経過した頃からいわゆる「乳児湿疹」がではじめた。 ただ私と夫の体質から、アレルギー性であること・アトピーかもしれないことを疑っていた。(私自身は小児の時食物アレルギーがあり、夫は現在も喘息・花粉アレルギーがある) 上の娘も乳児湿疹があったが、アレルギー専門医師の指導の下、除去食を続け、1ヶ月ほどで薬に頼ることなく湿疹が綺麗になったので、下の娘の時もそうであると期待していた。

期待とは裏腹に、ひどくなる一方の娘の湿疹に、ステロイドに頼らない治療法を推進する医師のところに通い、除去食を続けるが、全く良くなることはなく、私自身が痩せていき、母乳が出にくくなっているのでは?と感じることもあった。

その後、生後3ヶ月の3・4ヶ月検診があり、近くの総合病院小児科を受診。 そこで除去食を全否定され、また、ステロイドなしでは綺麗にならないと医師に言われた。 私自身が精神的に参っていたのもあり、ステロイドを使用し始める。 顔にはステロイド中どのロコイド軟膏・体はロコイドとヒルロイド軟膏を混ぜたものを毎日朝晩たっぷりと塗るように指導される。 指導後、その医師の指示通り塗り、医師の言った通り1週間を過ぎた頃から肌状態はかなり改善された。 10日を過ぎた頃には今まで見たことのないようなピカピカ肌になった。 しかし、5ヶ月を経過した頃「ステロイドを塗り続けないといけない」状態になり、塗っても塗っても同じところに湿疹が出ているという状態になったいた。 そして同時に、「いつまで塗り続けるのだろう?」という不安が出てきた。 その長期使用のステロイドに対しての不安から、よくアトピー本などで出てきた「脱ステ」をインターネットで検索し始めた。

検索したところ、新京橋治療院の先生のHPがヒットした。 先生のステロイドに対する考え方・アトピーに対する考え方に納得し、電話で話しを聞いてみた。 電話でもかなり親切に的確に答えていただき、今の娘の肌の状態が、「ステロイドによる副作用から出る湿疹」・「身体の中を循環させる力を自分で持てていないから外から圧をかけて流してあげないといけない」ということが理解できた。 論理的な説明と信頼できる対応により、受診を決め、電話の当日施術を受けさせた。 

初めて整体を受けた印象は、「あれ、こんな感じでいいの?」と思うくらい、「ただじっと触れている」というものだった。 じっくり一部分を触れ、待つ・・・それを繰り返していた。 ただそれだけなのに、8ヶ月の娘はすごく泣いていた。 何か圧を感じていたのか、それともただ触れられているのが嫌だったのかはわからないが、よく泣いており、その様子から、逆に「きっと良くなるだろうな」と思わされた。 施術前受けた先生の説明通り、施術後の3日間は、夜もまともに眠れないほどよく泣き、ぐずり、むずがった。 そして39度近い高熱が出た。 私も夫もかなり睡眠不足になり、体力的にきつかったが、「好転反応」だと信じていた。 ただやはり心配なのもあり、先生にも毎日のようにお電話させてもらった。 その度、先生は親身になり的確な答えをくださり、安心できた。

最初の施術から3日後、2度目の施術を受けた。 その時にはすでに顔の状態はひどくなって、「今まで溜まっていたものを一気に出している」という状態に成っていた。 最初の1ヶ月は日々ひどくなるという状態で、どんどんと炎症範囲が広がっていく状態だった。 カイロプロテックを受けるたび、「悪いものを排出できている」と感じた。 3ヶ月目くらいから症状が落ち着き、整体を受けると症状がまた出るという状態に成った。 その状態をかなり長く繰り返し、受け始めて4ヶ月目くらいには顔の方は施術後の好転反応もなくなり、そして全く湿疹が出なくなり、ピカピカになった。 6ヶ月目くらいから、身体の方も、施術後も特に変わらなくなっていった。

現在はアレルギー物質の除去と整体を繰り返し、かなり良くなってきたが、ただやはり現在もアレルギー物質を食べると湿疹が出る、痒がる、を繰り返している。 しかし施術前のように、「ずっと赤い湿疹の状態が続く」ということはなくなり、アレルギーのものを食べると湿疹が出るが、数日後自然にひく、という状態になった。 その経過経過で、先生は現在の状態を説明してくれた。 まだお尻・背中・肩部分に湿疹が残っているが、「成長とともに良くなる」と言っていただいたので、経過観察をするとともに、治療を続けていく必要がある。

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1才 女の子私も娘を怒ることがなくなりました

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1才の娘の耳たぶが切れてしまいました。 主人は薬を使うことを嫌がるので、ほっておけばいつかは治るだろうと、そのままにしておりましたが、半年たっても治らず血が出てくる状態で、困ってしまい、こちらを受診することに致しました。

治療を始めて数回、気付いた時には耳たぶはすっきりキレイになっていました。 また治療を受けていく中で、娘の呼吸や便通の悪さを指摘されました。 私は気にしたことがなかったのですが、言われてみると確かにそうでした。 治療をすすめていくと、娘の呼吸も正常に戻り、便通も1日に1回だったのものが、1日に少なくとも2回、多い時は4回出るようになりました。

治療中、娘は大泣きするのですが、そのなき方が少し異常とも教えていただきました。 体内の記憶、もしくはそれ以前の記憶で何かあったのかもしれないと先生はおっしゃいました。 体のことだけではなく、娘への接し方(子育て)についても、色々と教えていただきました。 「泣いている時はそばにいるだけでいい」とおっしゃって頂き、気持ちが楽になりました。

治療を始めて約3ヵ月、そのような先生の教えのおかげで、娘も日常生活の中で、わけもわからず大泣きするということはなくなりましたし、私も娘を怒ることがなくなりました。 治療後も大泣きしたあとはすっきりした顔で先生にゴキゲンで手を振って帰ります。 他の整体院とは全く違うなと感じました。 体も心もケアして頂きました。 とても感謝しております。

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