脱保湿の期間を最短にするには?

脱保湿の期間を最短にする方法

アトピーのリバウンド(噴き出し現象)は脱ステ時のみに起こると思われがちですが、脱保湿時も起こります。 脱保湿を間違ったやり方で行うと期間が長引いたり、経過が悪くなることがあります。 脱保湿の目的は保湿依存を抜け出し、肌を丈夫にし、本来の肌機能を取り戻すことです。 そのためには肌を乾燥させ、かさぶた(痂皮:かひ)、落屑、皮膚の赤み、痒みと上手く付き合う必要があります。 そのポイントを今からお話しします。

脱保湿の期間を最短にするポイント

脱保湿の期間を最短にするには、肌を乾燥させ、皮膚の血流をアップする必要があります。 そのために何をしなければいけないのかを説明します。

  • ウォーキングでむくみの改善
  • ランニングで皮膚の血流アップ
  • 水分制限
  • 入浴制限
  • 保湿効果となるものを除外
  • かさぶたをキープ

ウォーキングでむくみの改善

保湿依存の皮膚の場合、すでに皮膚や体はむくんでいます。 このむくみが多いと水分が皮膚から漏れ出し、リバウンド(噴き出し現象)が更に悪化したり、長期化してしまいます。

このむくみを改善するには身体を動かすことが必要です。 とくに一日中デスクワークのお仕事をされている人は、仕事以外の時間で運動やウォーキングをしなければいけません。 脱保湿直後は毎日体を動かした方がいいでしょう。

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今のあなたに必要な運動は?目的は?効果は?ランニング・筋トレ・ウォーキング

ランニングで皮膚の血流アップ

  • 脱保湿後、少し炎症が落ち着いた
  • 落屑が多い
  • かさぶたを繰り返す
  • 変化が出なくなった

このような状態な人はランニングのように少し負荷がある運動をすることをお勧めします。 負荷のある運動は心肺機能を働かせるので、皮膚の代謝を促進させます。
ただし炎症が強く出ている人が負荷のある運動をし過ぎてしまうと、肌のダメージが酷くなってしまい生活の質が落ちてしまうので注意が必要です。

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脱保湿と水分制限

浸出液が出たり、寝汗を多く掻いてかさぶたができにくい時は飲水制限も必要です。 「アトピーは水分をたくさん摂ったほうがいい」という情報から、1日2リットル以上も飲まれる人がいます。 水分摂取量が多いと傷口から浸出液が出続け傷が塞がらず、かさぶたができないという悪循環に陥ることがあります。 寝汗をかいてしまう人は夕方以降の水分は摂らないほうがいいでしょう。

脱保湿のための入浴制限

脱保湿はかさぶたをキープしなければいけないので、長時間湯船に浸かったり、勢いの強いシャワーで肌を刺激してはいけません。 脱保湿初期は湯船に浸かるのは避け、2~3分のシャワーにしましょう。 皮膚が安定してきたら、5分から10分ほどの入浴は可能です。 アトピーに評判のある温泉もこの時期から可能です。

保湿効果のあるものを除外

保湿効果のあるものとは、マスク、ピタッとする肌着(スパッツなど)、厚着(ムレてしまっている)、寝汗をかくような寝具などがあります。

とくにマスクはしないようにしてください。 悪化した顔を隠すためにマスクをしてしまうと、呼気で顔を加湿してしまうので、顔や口周りが一向に治らなくなってしまいます。

かさぶたをキープ

脱保湿後、リバウンドによる炎症が落ち着くとかさぶたが現れますが、このかさぶたはなるべく落とさないようにキープすることが大切です。 なぜなら、このかさぶたはダメージを受けた肌にとって絆創膏の役割りをするからです。

かさぶたは絆創膏効果でその下の皮膚が治りやすくする!

自然に剥がれる前に取ってしまわないようにしましょう!

よくある失敗は見栄えが悪いからという理由で全部剥がしてしまったり、イライラした時に癖で掻いて剥がし落としてしまうことです。 せっかくできたかさぶたを剥がしてしまうのは非常にもったいなく、しかもその行為を繰り返していると肌は薄い状態のままなので治りきることはありません。

「痒いからどうしても掻いてしまうので仕方ないのでは?」と疑問に抱く人もいると思います。 我慢できる範囲は我慢してもらいたいのですが、我慢できない範囲は仕方ないので掻いてしまっても大丈夫です。 寝てるとき無意識に掻いてしまうのも仕方ありません。 我慢できない範囲で搔いてしまっていてもゆっくり回復に向かうので安心してください。 しかし、見栄えや癖で掻き剥がしている人は回復がかなり遅くなるので注意しましょう。

また菌の繁殖で異常な痒みが発生する場合があります。この時は一度、石鹸と綿タオルを使い軽い力で肌を洗ってみてください。

脱保湿の期間と経過

保湿依存が強くない皮膚であれば、1~2週間ほどでかさぶた(痂皮)が形成されます。 何回かのターンを繰り返して丈夫な肌に回復します。 早い人は1~2ヵ月です。

一見、保湿依存が強くないように見えても、長期間にわたってかさぶたを繰り返す人がいます。 この場合、皮膚の血行不良が考えられ、そのままだと肌は改善しません。 運動を行い皮膚の血流改善し、ストレスによるエネルギーの不調和も解消したほうがいいでしょう。

難治性アトピーで保湿依存が強いと皮膚の色が赤黒くなっています。 この場合半年以上は覚悟したほうがいいでしょう。 体のエネルギーにもよりますが、1ヵ月以内でリバウンドのピークを迎え、上下を繰り返しながら、落ち着いていきます。 

最後に

以上、脱保湿の期間・経過と最短にするためのポイントをお話ししました。
保湿が習慣になっている人は皆さん脱保湿に抵抗があります。 しかし、脱保湿をして肌が丈夫になり以前よりも痒みが減ってくると、「保湿は要らなかったんだ」ということを確信します。 また保湿依存の肌だった人は、あの異常な痒みは保湿が原因だったんだと実感するでしょう。

追記

ネット上には脱保湿反対派意見もありますが。。。
もし、人が保湿剤のボトルを手にもって生まれてきたなら、その人は保湿剤が一生必要になり、脱保湿反対意見も成立するでしょう。 しかし、そんなことはありませんよね?

人間の体は環境や負荷に対して適応する能力があります。 この能力は非常に素晴らしく、体の生命力を高めてくれます。

例えば筋肉に負荷をかければ、筋組織は破壊され、2~3日掛けて超回復が起きます。 筋肉は負荷をかける以前よりパワーアップし、エネルギーや体液の循環も上がります。 マラソン選手が行う高地トレーニングは体内の赤血球数やヘモグロビン濃度を増加させ、酸素を確保しやすい体を作ります。

自然に属している体は私たちが思っている以上に頼もしい存在ではないでしょうか。

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自己紹介

はじめまして、初田と申します。ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。 私は地元の小豆島高校を卒業後、上京し整体、鍼灸の専門学校を卒業し、鍼灸の国家資格を取得しました。 その後、都内の鍼灸整骨院に勤務しながら、7年ほどオステオパシー、カイロプラクティックのセミナーを受け、臨床の経験を積んできました。 現在はカイロプラクティック、オステオパシー、エネルギーヒーリングの手技を中心に組織のリズムを整える「触れるだけ」の施術をしています。 整体が初めてで不安な方にも抵抗無く受けていただけます。

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